学名は日本水草図鑑 文一総合出版(1996年4月20日 第2刷発行)より
オオカナダモの類いだろうと思ってた水草です。ところが2001年夏に開かれたオニバス見学会での説明で、この池に生えているのがクロモだと説明を受け、初めて判ったという次第です。
この新池、「生き物たちの住むところ」というページでも紹介してますが、オニバスの群生地でもあります。ただ2001年、2002年は数も少なく、そんなに大きくない(直径1m弱という感じ)のが若干心配ではあります。
この池は底から水が湧いているとの話でした。そのため、この溜め池は割と水質がいいんだとか。そのためにクロモが育つことができるみたいです。
ちなみに「クロモ」という海藻もあります。種小名も kuromo と、ローマ字そのものです。
右上にみえるのはヒシ。なんといいますか、群生している様子は、長い虫が這いずり回ってるかのようです。池で見てるぶんにはあまりそう思わないんですが、画像として見てみるとなんか動きだしそうな感じが……。
広角38mmでたぶん撮ったはず。水面の反射を押さえるために偏光フィルターを使ってます。シャッタースピードが遅くなりますが、池や川、海の生き物の撮影には持っていると重宝します。
泥をかぶっているのか、薄茶色に見えます。ジャバジャバと洗ってやると、おそらく図鑑でよく見る透明感のある緑色になると思います。
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