学名は日本鳥類保護連盟 鳥630図鑑(平成10年8月1日 新装版発行)より
耕運機で耕してたところにムクドリ等が十羽ほど集まって歩き回ってました。その中にカラスより小さめの黒い鳥を発見。これはアレに違いないと急いで自宅に帰りデジカメを持って戻り、撮影したのが上記の画像です。デジカメの画面で確認したときは何も写ってなさそうにみえたので失敗したと思ったんですが、帰宅してパソコンの画面で見ると羽根を広げて特徴的な白い斑紋を見せているハッカチョウが隅に写ってたので狂喜しました。白じゃなくて赤だったら日本の航空機になりますね。
耕運機の後ろをスタスタと歩いてました。かなり好奇心が強いのかなと感じた次第です。
耕運機の後ろについて歩くハッカチョウ。恐くないのかなぁと不思議に思ったです。
谷八木川沿いの耕作地で撮影したもの。中央にかろうじて白い斑紋が2つ見えると思います。ハッカチョウのほかにムクドリがかなり大量に来ていました。他には時折ツバメが超低空高速飛行を繰り返したり、カラス(ハシボソ?)が1羽いたりしました。
仕事してたおっちゃんに撮影の事などをとりあえず話しておきました。耕す際に鳥がよってくるのは土の中の虫が出てくるからかなぁとか、昔はスズメが大量にいたのに最近は数も少なく、ムクドリが増えたなぁとかおっしゃってました。スズメは人に対して逃げる距離が短くなったなあと思ってはいましたが、数のことまでは気が回ってませんでした。たしかに減ったのかなぁ。ハッカチョウの事は知らなかったそうで。
私が最初に見たのは2000年4月3日の事で、新幹線高架の近くにいたのを見ました。「白い斑紋のある小さなカラス?」ということで、生き物関係でお世話になってる方にメールで話してみるとその方も東京で見た事があるとのこと。
その後2002年になって、図書館で鳥関係の図鑑を調べたところ、ようやくそれがカラスではなくハッカチョウという鳥に間違いないだろう事が判りました。
とりあえず私が明石市内で見かけたのは以下の場所です。
また神戸市垂水区の埋立地、恋人岬でも集団で飛んでいたのを目撃しました。ハッカチョウで検索してみると、兵庫県下では姫路市、高砂市等で確認されているようです。海沿いですね。
元々は中国や台湾あたりに住んでいる鳥のようですが、観賞用(声もいいらしい)として日本で飼われたりしてるらしいです。ペットショップとかで見かけますか?