明石海峡と淡路島が目の前に広がる明石のとある浜です。
コンクリートの瓦礫からなる、「磯」みたいな感じのところに居ました。全長30cm程度。左側が頭です。水面に反射する日光の照り返しで見にくいですが、大きな触角のようなものが出ているのが判ると思います。
以前から橙色っぽい黄色の「海そうめん」(アメフラシの卵の呼び名)を多数見かけましたので、どこかにいるだろうと思ってたんですがなかなか見つからず。この日はふと下を見ると偶然見つかりました。
しばらく見ていると子供が寄ってきたので触らせてみたところびっくりしてました。触っても害はないので(つるつるして気持ちいいです)見つけしだい撫でてみるのがいいと思います。アメフラシにとっては迷惑千万な話でしょうが。
この後他の場所で生きているのを2匹、浜に打ち上げられて死んでいるのを2匹見つけました。いずれも大きさは30cm程度。生きている奴のうち1匹は小学校高学年くらいの男の子2人に大きな石を投げつけられてつぶされてました。私も子供の頃は生き物を殺しまくってましたので(今でもそうか)、いろいろ思い出しながら何も言わずその場を立ち去りました。20年後にはあの子たちは著名な生物学者とかになっているかも?
学名の種小名、「クロダイ」は貝類学者の故・黒田徳米さんにちなみ、ウミウシの専門家である馬場菊太郎さんが命名しました。
っていうのを誰から聞いたんだっけ?
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