水槽内に出現した種類不明のナマコの記録です。
御前崎から少し静岡よりのところにある地頭方(じとうがた)漁港近くの磯にいたものと思われます。そこで生き物を採取してたもんで。
ちなみにこの子の大きさは…… 何mmだったか? ほんとに小さなもんです。
イシコに似て非なるナマコということで、今のところ種名不詳だそうです。(ありがとうございます>学芸員1号さん)
こういうのが近くの磯にいるってのはやはり海は広くて深いなあと感じたりします。
1998年6月29日 自宅水槽内にて撮影。
口の周りの触手を広げているのが判ると思います。右上にはエダアシクラゲが写っています。
水槽の中で時々しか見られなく、また小さいため手持ちのデジカメではピントがなかなか合わず、まともに見られるのはこれら2枚の画像のみです。 1999年の梅雨前にまた地頭方で見つけに行こうかなとおもってましたが、あたらしい防波堤ができたために潮の流れが止まってしまい、磯の海水が停滞してしまって生き物がかなり少なくなったとの話を聞きました……。
という事で 1999年3月1日 の昼に地頭方の磯に行ってきました。確かに潮の流れは以前より少なく、非常に穏やかな海になってました。とりあえずブドウガイ等のウミウシやケヤリムシ等はまだいましたのでしばらくは大丈夫かもしれませんが、先の話は誰にも判らないかも。今はどうなっているのやら。
1999年3月2日 自宅水槽内にて撮影。
寝る直前に水槽の中を覗いたらこの子がいました。びっくりしてデジカメで撮った画像のうちの1枚です。もしかしたら昨年に現れた、大きいほうの白いナマコの成長した姿かも??と思ってましたが、どうやら別の種類のようです。
写真画像は口の部分です。触手みたいなのを出してます。ピントが甘すぎですが口の近くを捉えたものでまともに写っているのはこの1枚だけなのでUPしときます。
全体的に白っぽく、バラの刺のような平たい突起がでてます。突起は体の頭から尻にかけての線に平行に生えています。
体の中央より尻側が太く、頭のほうは細かったです。体長は一番長いときで8cmくらいだったでしょうか。
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