学名はコンパクト版17 原色日本動物図鑑 北隆館(平成7年10月20日 初版発行)より
王蟲のご先祖様です、というのはさておき、土と草のあるところでは大抵のところで見かける生き物です。年代や地域差はあると思いますが、私は子供のころ(1960年代から70年代)「まるむし」とも言ってました。また、「べんじょむし」とも言ってたような気がします。「べんじょむし」といわれる生き物はカマドウマ等地域によって変わってるようです。こういうのは民俗学とかやってる人が詳しいんでしょうか。
写真のは明石公園で撮影しました。落ち葉の積み重なっているところは多くあるのでダンゴムシも容易に見つけられると思います。個人的によくみるのは図書館前の坂のわきで、落ち葉を少し取るとダンゴムシや他の小さな虫、キノコなどをよく見てました。
重なっているところ。背中の甲羅みたいな部分(背甲とでも言うのでしょうか?)の重なり具合が、後ろのほうで少々違ってる箇所があります。
ヤマモモの果実に群がるダンゴムシ。
ダンゴムシは丸くなります。似たような大きさ、形をしていて少々平べったく、丸くならないのがワラジムシですね。
私が子供のころは、よくダンゴムシで遊んでました。というか殺してました。人間には無害とか、小さくて可愛い(異論がある方もいると思いますが)という他、丸くなるというギミック、アクションを備えているというのは子供の遊び道具としてうってつけの存在なのかもしれないと思うのでした。ダンゴムシからすれば冗談にもならない話だと思いますが。
海辺の砂浜にハマダンゴムシというのがいるらしいですが、まだ見たことはありません。昔TV番組「探偵ナイトスクープ」でダンゴムシの研究をしてた小学生の女の子が登場し、最後の研究にハマダンゴムシを探してたのを思い出します。中学になるのを機にダンゴムシの研究を止めるとかいってたのが勿体ないと思ったりしましたが。
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