学名は学研生物図鑑 水生動物(1996年4月20日第4刷発行)より
石だらけの浜にいき、波打ち際の石を1個ひっくり返したところ、その石にこのウニがくっついてました。ひっくり返した跡にはナマコとクモヒトデ。1個ひっくり返しただけで棘皮動物3種類に会えるとはと、結構感激しました。
写真画像は、より大きい1280*1024ピクセルの画像にリンクしています。
大きさは直径5cmくらい。持ってみるとずっしりとした重さを感じました。卵(というか卵巣もしくは精巣)を一杯かかえてたんでしょうか。この辺は海藻がやたらと多いので、餌には苦労しなさそうな感じです。とはいえ海藻ばっかり食ってるわけではなく、雑食性のが多いんだとか。
石にくっついているところ。他に一回り小さなウニがもう1匹ついてました。上にいる貝はイシダタミガイ。
ウニをひっくり返したところ。中心に口があります。「アリストテレスのランタン」と呼ばれるそうです。外から見ただけではどこがランタンなのか判らないですね。割ってみると判るのかな。
大きめの写真を見ると、トゲがイボから生えているのが判ると思います。これって球体関節って感じなのかな? 確かにトゲは自在に動きますし。
肛門は反対側に付いてるそうです。どうしてか、ヒトデみたいに口と肛門が一緒だろうと思いこんでいました……。
口の接写。これだけ見ると、「なにこれ?」という言葉しか浮かばないのでした。
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