防波ブロックにくっついているカキの中にいた小さなカニです。カキの貝殻が外れるとは思いませんでしたが、中身があったのにはもっと驚きました。普通貝殻ってなかなか開けられませんし。弱っていたのかもしれませんが……。
ところでこのカニ、アサリやムラサキイガイなど二枚貝の中にいるそうで。特徴としては最後の歩脚の先端の節が長くて先が尖ってない、短い毛がまわりにある等らしいですが、そこまで確認してませんでした。
メスの甲羅の幅は1.5cm、オスはメスの1/3〜1/4とのことです。
二枚貝の中やナマコの中に隠れて住んでいるカニの多くは、属名から「ピンノ類」とも呼ばれているそうで。
少し動いたところ。最初の画像とたいして変わりなくてすいません。
ところでこのカニ、このままでは仕方ないので貝殻ごと海の中に入れてやりましたが、生きていけるのかどうか。この大きさではもう貝の中に入ることもできそうに無いですし。悪い事した……。
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