ミミカキグサの一種

情報

ミミカキグサ画像No.1(種類はわかりません)

和名
ミミカキグサの一種
学名
Utricularia sp.
撮影年月日
1999年7月17日
撮影場所
自生地
種類は判りません

怪説

最初の写真について

ミミカキグサの花が咲いています。ムラサキミミカキグサか、ホザキノミミカキグサか……。これはどっちだ?

この仲間は根の部分に小さな袋状の捕虫器官があり、そこに水中の小さな生物を吸い込んで消化・吸収します。小さいのでうちのデジカメではまともに写りません。タヌキモの袋に似た感じですが、タヌキモの仲間です。学名もタヌキモの仲間と同じく、Utricularia が属名に付きます。

写真その2

ミミカキグサの実丸っこい果実はホザキノミミカキグサになるので、これはムラサキミミカキグサかな?

写真その3

ミミカキグサ花だけみていると、あぜ道等によく生えてるムラサキサギゴケってのとよく似てる気がします。って、今見るとそんなに似てないな…… まあこの辺は雰囲気ってことで。

食虫植物というとだいたいが自生地の減少等で数が少なくなっていってます。この手の草が、ヨモギやセイタカアワダチソウくらいの雑草と化して日本中にはびこると面白いかもと思ってはいるんですが。もちろん国産のものに関してですけどね。

写真その4

社町産のミミカキグサの花明石市産のミミカキグサの花兵庫県社町の湿地で咲いていたものと明石市の湿地で咲いてたものです。社町の方が花の先端が鋭角になってるような気がしますが、この程度の違いは単なる個体差として片づけられていいくらいのものなんでしょうか〜??

写真その5

ミミカキグサの花1999年8月14日、兵庫県社町の湿地にて撮影。果実が扁平で耳掻き状、花が黄色とくるとこれは間違いなくミミカキグサでしょう。

ゆるやかに水が流れる、極浅いところで生えてましたが、他にもかなり乾燥の進んだところでも生えてました。

lf-x1@coomaru.com
公開:1999年??月??日
更新:1999年??月??日
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