学名は保育社 エコロン自然シリーズ 樹木(平成7年12月31日 発行)より
なにかで実の写真を見てから喰いたい喰いたいと思ってたんですけど、2000年にやっと食べることができました。いかにも美味しそうな形、色の実です。味も結構うまいです。保存がきかないらしいので店頭に出まわることはないそうですね。確かにスーパーとかでは見たことがないし。置いてる店もあるかもしれませんが。四国のどこかでは店頭で売られているとかいう話もきいたことがあります。
まん中下と右の果実が熟してます。熟してないのは酸っぱいだけですけど、熟すと結構美味いです。
葉っぱは特にこれと言って特徴のないような気がします。庭木とか工場の敷地内でよく見かけるなーという感じといいますか。
明石公園内で撮影。木自体にも特に特徴はないような……。木が好きな方とかは一発で判るのかもしれません。本によると、このヤマモモは雄と雌の木があります。イチョウなどと同じで雌雄異体というやつですね。もちろん実がなるのは雌の木の方。1年おきや2年おきに実が付いたりするそうですが、毎年つくものもあるそうです。
国道2号線から工場の敷地内で育っているヤマモモの木を撮影。一番手前とその次の木がヤマモモで、電柱の後ろにある奥の木は桜です。この場所では手を伸ばしても果実をとることはできません……。
この木は公園で見かけるときがあるかもしれません。庭木としてもよく使われているらしいです。でも実のなる6月ごろにならないと、ヤマモモとは判らなかったり。工場では神戸市の西神工業団地の会社脇に植えられているのを見かけます。実がなっているのを見ると取りたくなりますが、美味しそうな実はたいてい金網の向こう側。手を伸ばしても取れないっ! とりあえずそういうところのは農薬とかかかってるかもしれないので、食べる場合は十分注意が必要と思いますけども。
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