クスノキです。虫除けなどに使う樟脳がとれます。葉を取ってくしゃくしゃにもみ、香りを嗅ぐと樟脳の香りがします。
樟脳の成分を含んでいるので虫がつきにくいとのことですが、アオスジアゲハの幼虫はこの葉を主食にしていたような記憶があります。
葉が茂ると樹の全体の形が半球形といいますか、丸っこくなります。他にも葉の形や縦筋の入った樹皮など、一旦覚えると他の木と区別しやすい木だと思います。
明石公園の正門から入り、少し歩いたところにあるクスノキです。地面と水平に生えている枝の上から次々に木が生えています。
杉の木などで、朽ちて倒れた木から新しい芽が出て木になっていくというのは写真でもよく見ると思いますが、まだ育っている木からこういう風になっていくというのは…… そのうち枝が折れそうな気もします。大丈夫か??
2000年5月16日に撮影。明石市内の浜側を東西に走る国道250号線(明姫幹線)沿いに生えているクスノキです。ちょうど花が咲いています。目立たない、地味な花です。
花が付いている茎をつまんでみました。指との比較から花の大きさが判ると思います。
そのうちに実がなりますが、これは果実酒にすることができるそうです。臭いがキツそうな感じもしますがじっさいはどうなんでしょうか?
2002年7月28日撮影。場所は多分明石公園内。実がなってます。もう少し熟すと黒っぽくなってきます。
果実酒は試してません。肝臓悪いうえに金が無いという……。
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