世界中どこにでもいるとの事ですが、確かにどこでも見かけます。
食用にもなりますが、鶏もよく食べます。子供のころ、ハコベとヤエムグラ(八重葎)を鶏にやってました。鶏小屋によく生えてたからですけどね。ついでにミミズもいたのでこれもまた鶏の餌にと食わせてました。
茎は結構伸びるんですけど、花や葉はかなり小さいです。単なる雑草ってことで無視されがちかもしれませんけど、花が非常に綺麗なのですっ! なんていうんですか、華麗という綺麗さじゃなくて、無駄の一切ない、幾何学的なシンプルさを持った気品のある美しさといいますか。
最初見た時は花びらが10枚かと思いましたが、実は5枚で、それぞれが縦に深く裂け、1枚の花びらが2枚のように見えてるだけだそうです。その辺のところまだ実際に確認してはいないんですが、いざハコベの花を見るとそういうことを忘れ、ただ見とれてしまいます。
幹線道路の道端、段差になっているところに生えているハコベです。多少暗いところの方がよく見かける気がします。
たしかハコベって歯磨きに使うとかいう話を聞いた覚えがあるんですが、どう使うんだったか…… 塩と一緒にしてすり潰し、それで歯を磨くんだったかな? 試したことはないんですが。
ハコベにもいろいろあるらしく、全体的に大型な「ウシハコベ」等があるそうです。ハコベと一緒に生えているのを見るけど、花びらが深く裂けておらず、5枚だと容易に判る「ミミナグサ」なんてのもあります
ちなみにこの上の画像、もしかしたらミミナグサかもしれません。画像の右側へ伸びている2本の茎はヤエムグラみたいな感じがします。
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