名前がいいです。ツユクサ。地味です。可憐です。なんかめしべっぽい部分が花びらみたいな形になっています。
このツユクサ、結構丈夫な草で、適当なところで茎を折って持ち帰り、水の入ったコップ等に挿しておくとそのまま育ちます。しまいに根が生えてきます。うちのお椀型のプランターにはまん中に、キムチが入ってた丸いガラスビン(最近はプラスチックになってる)を入れ、水を張っているんですけど、そこに突っ込んだツユクサは皆元気に育ち、実をつけて種をその辺にばらまいてくれました。今は土のところからツユクサが多数生えて育っています。
柔らかい若葉は食用になるし、乾燥させて煎じて服用すると解熱や下痢止めの薬(利尿作用があったか??)にもなるし(この辺は各自で調べてみてくださいね)、ただそこにあるだけでも素朴でいい雰囲気がする草なので、数本程度室内に飾ってみてもいいのではないかと思いますが……、地味かな?
1999年8月14日に兵庫県社町で撮影したものです。
向かって右下から生えている葉は、当然ながらツユクサのではありません。ホントはこういう葉は避けて撮影すべきなんですが、ピント固定のカメラでマクロ撮影でとなると、両手ともふさがってしまってなかなかうまくいきません。足で踏んづけてしまえばいいんですが、そういうことはやりたくないし〜♪
と言い訳したところでこれはこれでおしまい。
1999年6月4日、明石市内で撮影。最初にこのページで公開していた白い花のツユクサです。田んぼのすぐそばで咲いてました。まわりのツユクサがみな白かったのが印象に残ってます。
2002年8月15日撮影。上から見たところです。か弱い感じもしますが、線路わきや空き地など結構いろんなところで生えてます。地を這うように低く群れて生息してるのもあれば、背を高く伸ばして群れているときもあります。背の高さは何によって決まるんでしょう?
なんとなく梅雨時の花って感じもしますが、10月以降でも咲いているのを見かけます。木枯らしが吹くまでは咲いているみたいですね。