たんぽぽの花のアップです。数年前からプランターにタンポポの種を蒔いてました。気がつくといつのまにかタンポポが育ち、花が咲いてました。(普段ぼーっとしか見てない証拠)
タンポポは根っこが長く深く伸びているので、傷つけずに掘り返すのは結構大変です。とりあえず根っこの輪切りがあれば、それを水につけておくだけで芽が出たりするそうですけど、ひとつ種から育ててみるってのもいいんではないかと思います。時間はかかりますが手間は要りませんし。
根っこはきんぴらにもできるし珈琲代わりにもできますが、ますが、、、珈琲にするにはどう調理するんでしょう? 空炒りしたあと煮出すの??
このタンポポは、花の集まりを一つの花とした場合、がくにあたる部分(総苞というらしい)がそっくりかえっているので、セイヨウタンポポだと思います。ほとんど1年中花が咲いているのを見かける種類ですね。
とりあえず花と葉が写っているということで。
タンポポのすぐ向こうにみえる、細い葉が何本も出ている草はテッポウユリです。静岡のアパートに住んでいる時、庭(というか空き地)に咲いてたものです。管理会社が農薬を散布するだかで、急遽周辺の草を手当たり次第プランターに移植しました。その時のものの球根から生えてきたものです。
タンポポの花のすぐ下にスペードの形の葉がありますが、これはオシロイバナのようです。これも庭に生えてたもので、種を蒔いたものが発芽して育ってます。双葉がまだくっついてました。
画像向かって左に見えるスペード型の葉はヤマイモの仲間と思います。駐車場の電柱の基部から生えてた芋のツルのむかごを取ってきて植えたものが育ってます。
小学館から発売されているアウトドア系雑誌『BE-PAL』1994年4月号(No.154)の、306ページ、おくやまひさしさんの記事に次のようなものがありました。
セイヨウタンポポは札幌農学校創設時に、野菜として栽培されたものが野生化したものらしい事、さらに実はヨーロッパで野菜として育てられているものとは違って苦く、どうも別の種を輸入してしまったらしいとのこと。詳しくは古本屋さんとかで本を入手してみてください。
輸入してみたら違ってたとか、どうも期待にそぐわなかったってのはよくあるみたいですね。食い物として輸入したジャンボタニシ(和名忘れました)も、味がどうもイマイチということで業者がそのままにしてたら逃げてしまい、田んぼ等で生活するようになって稲を食べる害虫扱いされるようになってしまったり。静岡県の大井川町の田んぼでこのタニシや、ピンク(ショッキングピンク)の卵塊とか見たりしましたが、かなり気持ち悪かったです。
2000年4月18日に撮影。種の部分です。種というか綿毛といいますか。綿毛の部分が風をとらえてあちこちに飛んでいくという。よくよく考えてみるとなんか凄いというかいいかげんというか壮大というか。そこまでして生き物が種を広めていくのは何でやろと考えることもありますが。
このような綿毛は他の植物でも見られますね。水辺などに生えるガマもそのようです。ガマの穂はタンボボの綿毛と似ても似つかないですが、あの穂は綿毛がぎゅうぎゅうに圧縮されてくっついているようなもののようです。一ヶ所が何らかのショックで弾けると、そこが途端に脹れ上がり、綿毛のついた種が大量に飛び出していきます。
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