学名は保育社『原色日本帰化植物図鑑』(平成元年6月1日8刷発行)より
ニワゼキショウ、だろうと思います、たぶん。
小さい花ながらもなんか整ってて清楚な感じがして非常に好きな植物の一つです。街中でも芝生のところによく生えてたりします。小さいので目につきにくいですが、注意して見ると結構見つかると思います。
1999年6月5日に撮影。実です。手鞠のような可愛らしい形をしています。
明治20年頃に小石川植物園(東京の、でしょうね)にあったものが、その後あっという間に各地に広がって雑草になってしまったんだそうです。
ところでこの植物、あやめ科だそうです。「あやめ」とくると必ず言われるのが「いずれがアヤメかカキツバタ」の文句ですが、そのアヤメ科なんだそうです。見た目からは全然わからないんですが。
2000年5月16日に撮影。最初の画像からほぼ1年後、兵庫県は加古川市の鶴林寺の横を走る道路わきで撮影したものです。こういう芝生のところではニワゼキショウをよく見かけます。最初に気がついたのは東京都町田市の小田急線鶴川駅近くの芝生の張られた斜面でした。花の色も白いのと赤紫のが咲いているのが判ると思います。
1枚目のが横から撮ったものなので、今回は前からも撮ってみました。これだと大きさが判らないかもしれないですね。
この白い花のは「オオニワゼキショウ」というやつかもしれません。
指で挟んでみたところです。なんとなく大きさが判るのではないかと思います。
かなり小さいですね。
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