学名は日本水草図鑑 文一総合出版(1996年4月20日 第2刷発行)より
周りが草ぼうぼうで忘れられてんじゃないのかとさえ思うような溜め池を見つけまして。そこに生えていたホテイアオイです。どっちかというとキクモの方が多かったんですがちょっと遠くに生えてて、画像では点くらいにか写らなかったので、公開するのはパスしました。
熱帯アメリカ産の帰化植物ということです。アマゾンとか、その支流あたりにでも生えてたんでしょうか。明治中期に観賞用として入ってきたのがあちこちの池や田んぼに生えまくっているそうです。日本だけでなく世界中に生えまくっているそうで。少し前に、水の浄化作用があるとか言われて富栄養化した池などの浄化対策に使われたような気がしたんですけど今はあまり聞かないような。でも研究してる方達は今でも地道にやっていると思いますけどね。
1999年12月16日追加。日本に入ってきたのは江戸時代かも? という話があるそうです。話の出所は失念……。
以下の写真画像は 1999年11月7日 撮影したものです。四方をコンクリートに囲まれた小さな溜め池です。淡い青紫の花で、非常に清楚な感じがしました。……品性下劣な言動連発のおっさんでも何が下品で何が清楚かは判るぞっ。清楚というのは花がちと大きめかなとも思いますが、その辺は好みによるところかもしれません。なんの好みや。
池の北側を写したものです。大きさがよくわからないかもしれませんが、後ろのほうは高さ1m近くあるようです。その後ろにアシだったかガマだったかが生え、さらに後ろに工場が見えてます。
かじられた葉っぱ。いつも鴨が 30数羽いるようなので、たぶんそいつらに齧られたんだろうと思ってます。
ちょろっとタヌキモが見えてますが、判りますでしょうか。
2002年8月11日撮影。場所は同じ溜め池。他の画像と比べて花の色が薄い感じがしますが、こちらのほうが実際の感じに近いです。
1999年に見たときと変わらず、池で繁栄してました。ビオトープとして造られた神戸市の恋人岬ビオトープでも少し見ることができたです。持ちこんだらあかんってば。
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