学名は学研生物図鑑 昆虫Ⅲ(1996年2月29日 第4刷発行)より
明石公園内の図書館の近くに生えている木(たぶんユキヤナギ)にくっついてたカイガラムシです。子供のころから見てた記憶がありますが最近の私の記憶はまったく当てにならないのでその話は止めておこう。しかしこの種の木にはよくこのカイガラムシがくっついてます。
元はオーストラリアの昆虫だそうですが、明治時代末期に入ってきたとか。駆除するためにダリアテントウなんて虫をさらに輸入したりしてるようです。
群がってます。なんでこんなに群がってるんだろう……。
枝からとってひっくり返したところ。黒い小さな足が見えると思います。足をかなりゆっくりと動かしてました。これを見るとこいつが虫というか昆虫だというのがなんとなく納得できます。1280*1024ピクセルの画像も用意しておきます。
白い部分に爪が引っかかって破れ、中が出てしまいました。この白い部分は卵嚢で、中に卵が詰まってます。なんとなくですがイイダコの頭を思い出しました。
カイガラムシって名前だけど、これは貝殻のように固くはなく、むしろ柔らかかったです。
どの程度まで育ってから外に出るのかは見たことがないんですが、葉や茎に卵を産みつけるよりも多くの子供が育ちそうな感じです。
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