学名は原色日本蛾類幼虫図鑑(上)(平成3年8月1日 第11刷発行)より
ヤブカラシに面白い模様をした芋虫がいたので撮影。そのまま9ヶ月もほったらかしにしてました。蛾の幼虫だろうとは思いましたが、図鑑には幼虫の姿ってあまり載ってなかったような気がしたのでパスしてたのでした。
でもって年はかわって5月24日。図書館で蛾類幼虫図鑑発見! 最初探してたのは別の毛虫でしたが、こいつも載ってたのでラッキー。ページを最初から見ていくのは少々大変ですが、模様に特徴があるので同定は簡単でした。とかいいつつ間違ってる可能性はありますので何かありましたらお気軽にいつものごとくメールでご指摘よろしくお願いいたします。できればどのあたりの特徴でそう判断したのか明記してくれると桃子嬉しいっ。
ところでこのセスジスズメ、スズメガの一種です。成虫は止まっているときデルタ翼の航空機みたいな格好になる奴でしたっけか……。でもって幼虫はケツにトゲみたいなのが1本(尾角というみたい)生えているという……。なにか勘違いしてたらご指摘以下略。
ということでこの写真画像の幼虫、左側が頭で、右側、角が生えているほうがケツです。前のほうには足があるのが分かると思います。
ケツの辺りの接写画像。この尾角はいったいなの役目があるんでしょう? ハナアブなどの水中に住む幼虫は、シュノーケルの働きをする器官がありますけど、こいつらにはそんなの必要なさそうだし。
芋虫は嫌いじゃないけど苦手です。しかし美しいのは多いですね。気持ち悪いとかグロいとか醜悪とかそういうのを全部引っくるめてただ美しいと感じたりします。こんな幼虫よりもっと気持ち悪いものは街中にでりゃいくらでも見かけます。
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