1999年6月5日 撮影。ミジンコ等がいる透明プラスチックのケースに水を足したところ、縁のところを小さな虫が歩くのを見つけました。その形と色を見て「アリガタハネカクシ」という文字が即座に頭の中に浮かび、早速捕まえました。
ちょうどその時図書館から借りてきた『野外における危険な生物』ってのがあったので調べてみたらやっぱりありました。体長約7mm、形や色等、本に載っているアオバアリガタハネカクシってのと同一です。
有毒物質は体液で(ペデリンなんてのがあるらしい)これがくっつくと痒みや小さな水ぶくれやらでいろいろと皮膚にダメージをおこすみたいです。
ということは、皮膚にくっついても潰れないように払いのければ別に危害を加えることもなさそうな気が。でもその時にはすでに撮影も終わり、ティッシュに包んで潰し、殺してしまった後でした。いやいやいやまったく。
毒虫ではありますが、農作物につく虫を食べる益虫だという話です。見方によって益虫にされたり害虫にされたり。
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