近くの田んぼで見つけたコマツモムシです。田んぼの一角、水がかなり溜まっているところに集団でいるのを発見、数匹を採取しました。
上の画像は、腹を上にして水中を泳いでいるところです。2ヶ所の黒い部分が眼、ボートのオールのように横に突き出ているものは脚です。
オールのようになった脚というと、マツモムシが有名ですね。今回コマツモムシと判断したのは、個体の大きさによります。マツモムシが体長11.5mm〜14mm、コマツモムシは6〜7mm。さらにコマツモムシは大群をつくって浮遊する習性があるとか。画像のもので全長5mm程度だったし、田んぼで見つけたときが群で居たので、おそらくコマツモムシの方だろうと思ったわけです。
また、マツモムシの仲間は「刺す」そうです。毒針とかじゃなく、口が針のようになっていて(セミやカメムシみたいな感じ?)、手で捕まえようとすると刺される場合があるんだとか。話によると蜂に刺されたのと同じくらい痛いんだそうです。本当かどうか、今回そこまでは確かめませんでした。誰か確かめてくれる人はおらんか??
関係ないけど、学名の種小名ogasawarensisは小笠原のことでしょうかね?
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