1999年夏にも撮影したトンボですが、やっと名前を特定することができました。おそらく「チョウトンボ」で合っていると思います。日本では本州、四国、九州等にいるようです。
学研生物図鑑 昆虫Ⅲ(1996年2月29日 第4刷発行)によると、チョウの様にはねをひらひらさせて飛ぶ
んだそうですが、その辺から「チョウ」の名前が付いているのかもしれないですね。でも飛び方までは注意してみたことがないのでした…
羽も胴体も黒というかメタリックな紺色というかで、なんとも魅力的なトンボだと思います。道のわきの草むらに止まっていたのを見つけて撮影しましたが、かなり接近できたにもかかわらず一向に逃げる様子を見せませんでした。
止まっているときに時々羽をゆっくり動かしてます。右羽を上へ、左羽を下へ。しばらくしたらその逆。しばらくしたらまたその逆…… というふうに、左右の羽を連動させて傾けてました。
1999年7月15日 明石市内のため池で撮影。日光の反射でメタリックな輝きを放っています。胴体は小さめで黒っぽく、なかなか格好よかったです。
同じく1999年7月15日 明石市内のため池で撮影。兵庫県の明石公園では、堀や池が多いせいかトンボをかなり多く見ることができます。トンボと言うと有名なのが静岡県磐田市の桶ヶ谷沼や高知県中村市の四万十川等ですが、都会等でも結構見ることがあります。
溜め池等ではかなり小さなトンボも見ることができるんですが、トンボの種類等については図鑑を見てもなかなか判りません。
2004年6月30日、明石市内のため池で撮影。かなり接近して撮影できました。
1280*960ピクセルの写真画像も置いておきます。ファイルサイズは235KBあります。
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