学名は学研生物図鑑 昆虫Ⅲ(1996年2月29日 第4刷発行)より
尾の青い模様が、腹部8節にあるってことで、アオモンイトトンボに修正いたしました。一番下のオレンジのトンボも同じくということで。
ここで9年にわたって書いてきた「アジアイトトンボ」は、青い模様が9節のところにあるとのことです。確認に使用したのは『学研生物図鑑 昆虫Ⅲ』(1996年2月29日 第4刷発行)と、『神戸のトンボ』です。『神戸のトンボ』は会社の休憩室にあったもので借りられるものではなく、すでに本屋にも置いていないので詳細は書けませんが、現在ではウェブサイトとして公開されているようです。神戸のトンボ Odonata of KOBEもしくは神戸教育情報ネットワーク デジタル化神戸の自然シリーズから神戸のトンボにいくといいです。
で、青い模様の位置は雄の場合の見分け方みたいなのですが……。メールでのご指摘では、ここの写真の場合、最初のが♂(雄)型の♀(雌)。一番下のオレンジはこの方が見るかぎり未熟♀との事でした。ご指摘どうもありがとうございました。>K・TAGAI様
♂型の♀……。なんだか凄い世界のような気が。>昆虫の世界
神戸のトンボのページのアジアイトトンボで、アオモンイトトンボ雄雌とアジアイトトンボ雄雌の区別点が画像つきで紹介されています。
2008年9月15日追記。最初に書いたとおり、写真のトンボは両方とも「アオモンイトトンボ」ではないかという御指摘をメールで頂きました。「アオモンイトトンボ アジアイトトンボ」でググって見ると、よく似ているけど、尾の青い模様がどの節についているかを見ると判別がつくみたいですね。
ということで写真のを見てみると、アジアイトトンボじゃなくてアオモンイトトンボっぽい感じです。
ただいま生き物関連に手をつけられない状況ですので訂正は少し後になりますので、今は少々の手直しでお茶を濁すとしておきます……。今月中にきちんと直せるかなというところです。
長らく種類不明としてましたが、やっと判りました。たぶん「アジアイトトンボ」というやつです。
ほぼ日本全土にいる、普通に見られるイトトンボとか。4月から10月にかけてみられるようです。池の近くの草むらでよく見かけます。草などに止まっているときは、割と近づいてもあまり逃げませんので、観察の対象にするにはいいのではないかな〜と思ってます。
以下は種類が判る前に書いていた文章です。
溜め池の脇の草むらにいたイトトンボです。デジカメを近づけても逃げなかったので、マクロ撮影ができました。胸のあたりがバイクのフューエルタンクを連想させます。SRXみたいなライトスポーツ系?
トンボが枝や葉などにとまって休むとき、羽を前方に倒すやつ、横にして倒す奴、後ろにするやつの3種類がいますが、こいつは後ろにしまうやつですね。
マクロで被写界深度が狭いのでケツの方がボケボケです。でも複眼のあたりとかは判ると思います。ライトグリーンと黒の配色が格好いいです。
脚に剛毛というかトゲが生えてます。これだけトゲがあれば、なにか獲物を抱えこんでも逃げられることはないような気がします。
イトトンボの腹の先端。
2001年6月2日 撮影。兵庫県社町にある食虫植物の自生地で撮ったものです。オレンジのボディがなんとも格好いいです。
ちなみにこのときのトンボまでの距離は10cm以内でした。ちょっと指を伸ばせば届くくらいでした。割と大胆に近づいても無視してくれたので撮影しやすかったです。その割りにはピントがボケてますが……。このとき撮影した食虫植物関係の画像はすべてピンぼけ。哀しい……。
2001年7月11日 補足。アジアイトトンボの雌は、初めは橙色だとか。この画像のイトトンボももしかしたらアジアイトトンボの雌かもしれません。