ハッチョウトンボ

情報

ハッチョウトンボの雄の画像

和名
ハッチョウトンボ
学名
Nannophya pygmaea Rambur
撮影年月日
1999年8月14日
撮影場所
兵庫県明石市内の湿地

怪説

訂正

2000年9月12日改訂。今まで名称不明の為「なんとかアカネ」として公開していたものです。阪神地方で活躍している生物関係のNPOの方より、ハッチョウトンボである事、「ウスバキアカネ」として公開していたトンボが「ハッチョウトンボの雌」である事をご指摘いただきました。どうもありがとうございました!

ハッチョウトンボの全長は20mm弱。私が見たものは30mm近くありましたので、おそらくは違うだろうと思ってました。ただ、雌の腹の模様が間違いなくハッチョウトンボのものであると思われる事から、赤いほうは雄のハッチョウトンボだろう、という事です。

以下は2000年9月12日以前に書いていた内容です。一部を改訂してあります。

写真その1

かなり小さいトンボです。体長30mm程度。今までチョウトンボと同じWebpageで公開していましたが、2つに分けました。

眼も胸も腹も赤いトンボなので、種類はすぐに判るかなと思いましたが、やはりというか判りませんでした。「ナツアカネ」ってやつか「アキアカネ」ってやつだと思うんですが。おそらくは「なんとかアカネ」って名前が付くヤツだろうとは思います。

ということでトンボの和名を見てみると、4種類に分かれる事に気がつきました。

「トンボ」は漢字で「蜻蛉」ですね。ただこの漢字は漢和辞典で調べたところ「カゲロウ」とも読めるそうです。

「サナエ」ってのは早苗なんでしょうか。トンボは水のはいった田んぼの上をよく飛び回ってますので。

「ヤンマ」ってのはなんて意味でしょう? とにかく昔から「やんま」なんでしょうか。どっちかというと大型のトンボに付けられている名前のように思います。

「アカネ」は色の名前の「茜」の事でしょう、たぶん。色の名前が先にできて、それが後に赤っぽいトンボの名前に付けられたんだと思いますが、実は逆だったりして?

写真その2

ハッチョウトンボの雌ある昆虫図鑑では全長18mmと記述されています。私の人差し指の太さ(直径)が20mm、親指が24mmあります。横方向にして親指で隠せるトンボ。凄まじく小さいですね。

写真その2

小さなトンボと指トンボと同じ高さのところに親指を出して撮影。トンボの大きさ(小ささ?)が判りますでしょうか。私の親指の幅が24mmというところですので、トンボの全長はおそらく30mm程度と思われます。SONYのポケットステーションの幅(縦じゃないですよ)が実測4.2cmなので、それより小さいものが飛んでいるわけです。ポケステが横向きに飛んでいると考えるといいのかも。

――と、ポケットステーションを大きさの比較に出しましたが、2002年7月19日に生産終了となっていますので、そのうち知らないなんて人が出てきてもおかしくなさそう。

細さならイトトンボの方が細いんですけどね〜。この日は鮮やかな黄緑色のイトトンボを見ることができました。画像には撮れませんでしたが。残念。

文書更新履歴

2006年9月19日
文書一部削除。
2004年5月3日
画像追加?
2000年9月12日
名称判明のため和名など追加。
lf-x1@coomaru.com
公開:1999年??月??日
更新:2006年9月19日
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