静岡県は御前崎周辺の磯で見かけたことのある海藻です。ワカメみたいに薄っぺらいのではなく円柱形をしてますね。ちぎって断面を見たわけじゃないのでもしかするともっと複雑だったりするかもしれませんが、三角柱とかじゃないと思います。
でもって2003年夏、兵庫県は明石市の海岸でも見つけました。最初に見たのは市役所に近い方の大蔵海岸。コンクリートのところから伸びていました。
今回見つけたのはもっと西の方。砂浜から突堤が伸びているところがいくつかありますが、その突堤の根元のところが小さな磯になっている箇所があり、そこにあった大きめの石から生えていました。そこにはイシダタミガイも多くいました。
松の姿というか、系統樹の図を連想しました。
手との比較。差し渡し10cm強というくらいの大きさでした。
近接写真。表面がつぶつぶになってます。舌の表面ってこんな感じだったような。後ろの肌色の部分は私の指先で、しま模様は指紋です。
撮影してからこの文章を書くまで1年の空白期間があるので、触った感触とか忘れてしまいましたが……。握ってみるとスポンジっぽいかんじがしたような記憶があります。私の記憶は極めていい加減なので近いうちにちゃんと触って握って感触を確かめることにしよう。
このミル、食べられるそうで。大王町観光協会公式ホームページ(三重県)の万葉集のページにその辺のことが書かれてました。
ちょっと変わった海藻で食べたことがあるのはウミブドウ。球体の部分を噛んでプチッとつぶしたときの感触とかが結構面白かったですが、このミルの食感はどんなのでしょう。食ったときは書き足します。
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