ルートビアです。某大学を定年退職なさった某氏よりいただきました。どうもありがとうございま、し、た……。1980年代前半に1回飲んだ時は、なんかの樹液とかいう説明を聞いた記憶がありましたが、この缶を見ると原材料名にはコーンシロップ、カラメル、保存料（安息香酸ナトリウム）、香料としか書かれてません。
画像のものは「KEIKO」という名前のルートビア。シャチと子供の映画「フリー・ウィリー」関連のものだそうです。映画についてはTVでの紹介程度でしか知らないので検索関係のサイトで探してみてください。ケイコといえばアメリカのSFTV新スタートレックとDS9にもケイコさんが出てきますね。ちょっと短気でわがまま。個人的には看護婦のアリサ・オガワさんの方が日本人らしいし好みですが。日本人女性の代表的なイメージを表わす名前なんでしょうか？
とか思ってたら、「KEIKO」ってのは日本語ではありませんでした。
ケイコは１９７９年にアイスランド沖合で捕獲され、カナダやメキシコの水族館で飼育された。メキシコで、アイスランド語で「幸せな子」を意味する名前「ケイコ」と名付けられた。１９９３年に映画「フリー・ウィリー」に出演して人気者となったが、メキシコでの飼育環境が劣悪だと批判をきっかけに、ケイコを故郷の海に帰そうとする運動が起きた。これによってケイコは、９６年にオレゴン州の水族館に“引越”し、体力を回復。さらに９８年にアイスランドに“帰国”し、野生に戻るための訓練を受けた後、今年７月にアイスランド東南沖に放された。
CNN.co.jp サイエンス 自然に戻したシャチへの接近を禁止 ノルウェーの記事より
アイスランド語……。しかもこのシャチはオス……。
肝心の味はですね……。「サロンパス」という単語が頭をよぎりますね。サロンパスとコーラの煮汁、という感じです。他にもこの味の例えをいろいろと聞きますが、湿布薬等臭いのキツい薬関連が例えによく使われるようです。これはちょっととろみがありました。
炭酸は飲んだ時には微炭酸って感じですが、しばらくするとかなり腹が張ってきます。私は炭酸に弱いので、単にそのせいかもしれません。
甘さはえげつないです。しつこい。くどいとまではいきませんが。アメリカ産のオレンジを食うと判るあの独特のしつこさって感じ。はっきりいうと逸般に言う「毒物飲料」の一種です。断言してしまいます。
コーヒーをイメージさせる缶の色です。でも中身はしっかりルートビアでした。
缶がプルトップじゃないのを見たのはすごい久しぶりでした。原産国がシンガポールになってます。
後で判ったことですが、これはアメリカや沖縄で有名な「A&W」の物ですね。
これまた別のルートビア。砂糖が42ｇ入ってるそうです。私はコーラをうまいとは思わない人種なので、この辺のもゲテモノとして（喜んで）飲んでますが、コーラ好きな人にはごく普通の感覚で飲めるのかなあ？
これまた後で判りましたが、これも有名なブランドのやつだそうです。
このルートビア、少し前に書いたスタートレックDS9にも登場します。時代は24世紀。地球人等が加盟してる惑星連邦ってな政治組織の領域のはしっこにある宇宙ステーション、DeepSpace9の中にあるバーで、異星人のバーテンダーがこれまた異星人に対して差し出したのがこのルートビア。一口飲んで吐き出した異星人にバーテンダーはとんでもねー味だけど飲んでるうちにクセになってくる…とかなんとか言ってたです。惑星連邦って組織の例えとしてルートビアをもってきたわけですが、それほどまでにアメリカでは一般的な飲み物なんでしょうか。シリアルフレークを朝食に食ってる国なので、そんなもんかなあとも思いますが……。異国の文化って難しいわねえ。今度アメリカの大統領が来日する時に炭酸飲料会社の会長かなんか連れてきて「ルートビアをもっと輸入しろ」と車の部品みたいな事言い出してきたら、直接行動に出た方がいいかもしれ（以下ちょっとアレなので削除）。
ちなみに先程のスタートレックDS9は74話の分です。ウォーフが登場し、クリンゴン帝国と惑星連邦が決裂、DS9がクリンゴン艦隊と一大決戦する2話連続の話の後半です。
これはルートビアではなく、チェリーコーク。
サスケや麦コーラ（メッコールって言いましたね。統一教会製のゲテモノ飲料）、きびジュースとかとはまた違った次元の味です。
NATURAL FLAVORS って書かれてます。NATURAL FLAVORSって、なに？ どのへんがNatural？
ルートビアに関するサイトがありましたので書いておきます。