ハナサキガニです。……の、殻です。中身は腹の中におさまりました。
「ハナサキガニ」ってなんとなく商品名で、和名は他にあるのかと思いこんでたら、ハナサキガニが和名だったんですね。食用のカニです。値段も結構するそうです。
カニとありますが、実際にはヤドカリに近いそうです。タラバガニと同じですね。カニの脚は10本ですが、タラバガニの仲間はぱっと見た目8本に見えます。ところで各種のカニもタラバガニもヤドカリもエビも分類学上では「エビ目」になるそうで、その下にタラバガニ科とかヤドカリ科とかなんとかエビ科等があるようです。で、タラバガニ科はなんとかガニ科よりヤドカリ科の方に近いってことですね。
普通のカニは肉がスジ状という感じになっており、殻から外すのに手間がかかって食べにくいのですが、ハナサキガニの肉はスジというよりいくつかの固まりになっており、殻から簡単に外れます。煮るとそうなるのかもしれませんが、普通のカニよりは遥かに食べやすいです。しかし味は結構独特な感じがしました。普通のカニより肉がツルンとしてるというか……。
卵も食べてみたけど、どっちかというと珍味の類いにはいるような感じでした。う〜む。
表面の模様が何ともいえないです。血管が網目のように走っているかのようですね。
拡大したところです。
挟まれたら痛そう……。何かの動物の頭の骨って感じもします。
爪を引っこ抜いたところ。水分を含んでいるときはもっと透明に近いですが、乾くと真っ白になりました。この白いところに肉がくっついてたわけですね。
反対側の爪です。どっちが右か左かは判りません。なんせ皿の上に出たときにはすでにバラバラの状態だったので。
先の画像の爪が力専門に対してこっちの爪は技専門って感じ??
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