明石の砂浜、それもここ数年で造られたものではない、少なくとも2,30年前にはあった浜には他の浜では観られないある特色があります。
砂浜に、瓦のかけらが点在しているんですねこれが。点在どころかいっぱい落ちてます。画像の中の赤っぽいのがそうです。使われなかった瓦のなれの果て…でしょうか?
以前は瓦の工場がけっこうあり、レンガ造りの煙突を見た記憶もあったんですが、今では作っているところも非常に少ないとききます。その辺の理由がなんやかんやあって浜辺にかけらがいっぱいあるんでしょう。
ほとんどは角も丸く、手のひらくらいの大きさで、石投げに手ごろなものが多いです。角の一つを指にひっかけて回転を付け、横手投げや下手投げで海面すれすれに投げると10段くらいは跳ねまくります。
回転を付けながら上から叩きつけるように投げると、思い切り1回(もしくは数回)跳ねます。
明石の瓦の歴史はまた調べて判ったことがあったらここに書いときます。
とはいえ21世紀に入ってからは造浜工事も進み、瓦が落ちてるような浜は少なくなりました。特に林崎から藤江にかけては休日になると潮の香りより焼肉の臭いの方が強い事が多く(かなり大勢の連中がやってます)、浜辺というより単なる遊び場という感じ。生き物が住む浜というより公園化が進んでいる気がします。浜辺でバーベキューとかするなとは言わないけど、キャンプ上で音楽が流れたりするのと同じような強い違和感を覚えます。
サイクリングロードは、道幅一杯に広がって歩く連中や前を見ずにスケートボードに乗ってるバカがいたり。他人に迷惑がかからないようにどうすればいいかというのを全く考えないドキュンだらけになってきたなぁというのを実感。
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