学名はコンパクト版17 原色日本動物図鑑 北隆館(平成7年10月20日 初版発行)より
自転車に乗って川のふちの道を通ってたところナマズを発見したのですが、同じ日にスッポンも発見しました。ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)は結構見かけるのですが、このとき見たのは甲羅に特に何の特徴もみられないカメで、コンクリートの堤のそばにいました。この川にスッポンがいるとは思いもしなかったので、頭や口もとの形を見るまではスッポンだとわかりませんでした。今まで水槽の中など、飼育しているものは見たことがあるのですが、自然の状態で見たのは初めてでした。
甲羅の幅は30cmほどあったように思います。水面から顔を出してうろうろしたあと、川の中に戻り、あっという間に川底の砂の中に潜ってしまいました。しばらく待って出てきたところから撮影を開始してます。
手がミドリガメなどと違って、一枚の板のような感じに見えます。水掻きが発達しているとの事なので、そのせいかもしれません。もしかしてこいつ、スッポンモドキという種類なのかなあ?
最初の写真には右側に何かが写ってます。撮影時には気がつかなかったと言うかトリミング作業しているときにはすっかり忘れてしまってたんですが、たぶんミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)だと思います。横を向いているんでしょう。
左目が見えてます。目が座ってますね。今までに人を2、3人殺してそうな感じ。夜中に目の前にいきなり出てきたら腰抜かしそうです。
見えにくいですが、水中に潜ったところです。たぶん川底についていると思います。この日の川は水量も多くなく水深は浅かったです。右上に向かって首が伸びてます。
この直後、あっというまに川底に潜ってしまいました。またしばらく待ってましたが出てこなかったので撮影はおしまい。
学名ですが、Trionyx sinensis と表記があるものと、Pelodiscus sinensis になっているものとがありました。どちらが正しいんでしょう? どちらかが古いのかな。
スッポンと言うと「スッポンスッポンスッポンパワー」という連呼するCMを思い出すのですが(どこの企業かは覚えていないのでした)、滋養強壮の食材、漢方薬などとして用いられてますね。昔勤めてたところの若社長がスッポン料理を食べて生き血を飲んだところ、とにかく物凄いことになったそうです。なんというか、とにかく物凄いそうです。私は独り者なので飲んでもしょうがないのですが。というかスッポンの生き血のような淡水のなま物は寄生虫が恐いので、ちょっと食べる気にはならないのでした。
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