学名は学研生物図鑑 動物(1996年2月29日 第4刷発行)より
トカゲです。「トカゲ」だけだと種類の名前を指す場合もあるせいか、ニホントカゲとも言ったりするようです。カナヘビなんてのもいたりしますが、写真のは尾が青いのでたぶんトカゲだと思います。カナヘビはもっと地味な色合いですね。
キノコを撮影しにいった場所で、なにかあるかなと石造りの手すりから顔を出した途端、ツバキなどの葉が積もった崖のところにトカゲがいました。
体を動かしたら逃げられると思い。頭や目線を一切動かさず、腕だけをゆっくり動かしてデジカメを目の前に持っていき、撮影。2枚目を撮影しようとした時にさっと逃げていきました。そのため撮影できたのはこの1枚だけ。目にピントがいってないけど勘弁してねということで。……ここで公開してる画像はピンがずれているのも結構多いので何を今更という気もするんですが。
尾が青いのは幼体だとか。なかなか綺麗な青でした。
トカゲというと尾っぽを切って逃げるので有名ですが、というか私も子供のとき尾を切ったトカゲをつかまえて切断面をしげしげと眺め、その造型に気持ち悪いともグロいとも違うなんか妙な感じをうけた人間の一人なんですが……。捕まえる際に尾を切られない、うまいつかまえ方があるんだそうで。
小学館発行の雑誌『BE-PAL』1994年8月号の記事で知ったんですけど、釣りで簡単につかまえられるようですね。適当な竿に反しの無い針を使い、ミルワームを餌にして釣るんだそうです。釣り上げても食いついたまま離さないんだとか。カナヘビは顎の力が弱いんで釣れないらしいのですが。
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