アマガエル

2006年、カエル等両棲類の致死率が高い病気「カエルツボカビ症」が日本で確認されました。野生のではなく飼育下の中南米のカエルですが、野外に広がることも予想されています。人間や他の生物には影響はないとのことですが、日本のカエルやサンショウウオなどで被害が出るかもしれません。興味ある方は検索してみるか、カエルツボカビ症日本上陸からリンクしているページに行ってみてください。

情報

アマガエル画像No.1

和名
ニホンアマガエル
学名
Hyla japonica
撮影年月日
2003年8月30日
撮影場所
兵庫県加古川市の田んぼと駐車場のあいだ

怪説

最初の写真について

1999年9月23日撮影時の写真画像を、2003年8月30日撮影のものに替えました。とりあえず前回公開時の2枚も残しておきます。指の上に乗っかっている画像と、全身を上から写した画像です。

田んぼでおなじみのカエルです。子供に殺される数ではトノサマガエルと双璧をなしているんではないかと推測してます。私もいっぱい殺しました。すいません。

日本には北は北海道から南は屋久島・種子島までいるそうです。沖縄諸島はどうなんでしょうね。今は誰かが持ち込んだり、密航して来た奴が増えてたりするかも?? 他にも済州島や朝鮮半島(韓国)にいるそうです。

手足や顔に走る金色のライン。なんだかタミヤエナメルのX-12、ゴールドリーフを塗ったような質感という感じが。X-31チタンゴールドかもしれませんが。

写真その2

アマガエル画像No.2ジュズダマの葉の上にいるのを見つけました。可愛らしいです。

写真その3

アマガエル画像No.3背中から撮影。

写真その4

アマガエル画像No.4横顔。鼓膜、目、鼻の穴等が判ります。

写真その5

アマガエル画像No.5ジュズダマの茎に貼り付いているアマガエル。こんな細い円柱でもくっつく事ができるというのは凄いかも。

雑文

アマガエルの特徴はというと、とりあえずトノサマガエルやヒキガエルとの区別は姿で判りますね。

アマガエルと似たようなので、シュレーゲルアオガエルというのがいるそうです。シュピーゲルでもシュノーケルでもなくてシュレーゲルです。

違いは、アマガエルの場合は鼻〜目〜鼓膜にかけて黒っぽい帯があることです。シュレーゲルアオガエルとかモリアオガエルとはその帯がありません。モリアオガエルは地域によって背中に斑点があるものがいるようですが。

アマガエルは体の色を変化することができますが、顔の黒っぽい帯はそのまま残っているようです。

ついでに書くと、アマガエルじゃなくてアメガエルってのがいるそうです。ややこしい話です。漢字で書くとどうなるんでしょう。カタカナの「アメ」は雨粒の「雨」として、カタカナの「アマ」は? 「天」?

ところでこいつの学名ですが、昭和54年(1979年)発行の『新編日本動物図鑑』(北隆館)では、和名あまがえる、学名の種小名arborea、亜種名japonicaで書かれてました。命名者Güntherは括弧でくくられてません。1979年以降に変更があったんでしょうか?

文書更新履歴

2007年1月13日
冒頭にカエルツボカビ症に関する文章とリンクを追加。
2003年12月21日
写真差し替え。
lf-x1@coomaru.com
公開:1999年??月??日
更新:2007年1月13日
正当な引用の範囲を越える無断転載は一切お断り(生物写真画像のみ例外あり)。
Copyright 1999-2007 Mule. All rights reserved. Never reproduce or republicate without written permission.
HTMLメールを送らないで下さい。注意事項を無視したメールは破棄する可能性があります。