縮小してないパノラマ画像(画像サイズ 2800*440 、ファイルサイズ250kbyte)もあります。
大池の、南側まん中あたりから撮影したものです。左側が西、中央が北、右側が東になります。大池自体は東西に長細く長方形に近い台形って感じです。
左右に金網が見えますが、これらは一直線に繋がっています。中央には山陽新幹線の高架が見え、右側には江井島中学校校庭のフェンスが写っています。
池の中は殆どがオニバスの丸い葉で埋めつくされています。池の半分近く(以上?)を占めていたはずです。手前の小さな丸い葉もオニバス。その他やや沈んだ緑色の植物が手前に見えますが、これらはヒシの仲間です。
2000年9月13日撮影。南西の方を写したもの。画像の右側は国道250号線(明姫幹線)です。池の手前の植物はヒシ。奥のほう、一見影のようにみえるところはすべてオニバスです。
2000年9月13日撮影。池の南側、縁の辺りです。明るい緑色の丸い葉がオニバスで、暗い緑色の部分がヒシです。まるで層のようになっているのが判ると思います。
1999年6月5日撮影。池の東側から西の方を見ています。水面にはヒシが多く浮かんでいます。池の奥、建物が水面に映りこんでいる場所がありますが、だいたいそのあたりからオニバスが生えてきます。
2000年1月1日撮影。池の東南の端から西の方を見ています。水は秋口に抜くらしいです。オニバスの種はこうやって一時的に乾燥したりなど、なんらかの刺激が与えられると発芽しやすいそうです。この池に毎年大量のオニバスが出現するのも、こうやって水を抜くのが幸いしているのかもしれません。
空気にさらされている池の底には、大量のオニバスの種やヒシの種が転がっています。
オニバスの群生地としてその筋では有名な溜め池です。おそらくは日本に残された最大の群生地ではないかという話を本でよく見かけます。以前はこの池の2km東にある皿池が最大の群生地でしたが、その池を南北に分割する形で国道250号線(通称、明姫幹線)が通り、その後オニバスは見られなくなったとの事です。確かに2000年現在では皿池ではヒシくらいしか見かけなくなっています。
大池にいる植物はオニバスやヒシ、ガマの仲間といったところです。鳥はアオサギやコサギをよく見かけます。夏場にはオニバスの葉の上に立っているアオサギをよく見かけます。