ニワゼキショウの隣に咲いていた花です。名前は判りませんが小さくて上品な花でした。
ということだったんですが、11月に入ってやっとわかりました。ヒナギキョウという植物です。野草大図鑑(北隆館 監修・高橋秀男 平成2年4月30日初版)に載っていました。花びらの形、色、めしべ(?)の形や数から、ほぼ間違いないだろうと思います。
日本には1属一種。関東や新潟より西に生えてるようですね。他にも朝鮮半島、中国、台湾などに自生しているようです。
花はニワゼキショウ程度の小さなモノで、生えているところを歩きながら見ているとうっかり見過ごしてしまいそうな程です。小さくてあっさりした感じの花ではありますが、じーっと見ていると和むような感じをうけます。草むらに咲いていていつもなら見過ごしてしまう小さな花も一度じっくり見つめてみると、今までは感じられなかった魅力というモノに気づくかもしれません。
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