聖陵山古墳

情報

聖陵山古墳画像No.1

名称
聖陵山古墳
撮影年月日
2005年10月24日
場所
加古川市野口町長砂 曹同宗 聖陵山 円長寺内
大きさ
全長78m、後円部直径45m、高さ6m:前方後円墳
時期
古墳時代前期
後円部の一部が残っている程度で、原型はとどめていない
データの出典
加古川教育委員会による古墳の説明板(昭和56年(1981年)3月) より

怪説

最初の写真について

加古川市の円長寺にある古墳です。いろいろあって原型はとどめてませんが、周囲より盛りあがったところが残ってます。

加古川市内及び隣の播磨町には昭和59年(1984年)1月まで、別府鉄道(べふてつどう)という単線の私鉄がありました。廃線マニアの方ならご存じかもしれません。「別府鉄道」で検索するといろいろ出てきます。私も1978年に2回乗ったことがあります。乗客は私一人とか、せいぜい二人でした。

この別府鉄道の駅の一つに円長寺駅があり、そのすぐ近くに円長寺がありました。廃線後に線路跡は整備されて「松風こみち」という歩道になり、円長寺駅跡は公園になりました。

この道を辿って公園にいき、そこから円長寺にいきました。

写真その2

画像No.2円長寺の境内から撮影。盛りあがった箇所が後円部かと思ったのですが、お寺の方にお話をうかがったところ、これは一部でしかなく、戦時下に壊されたりして原型はとどめていないとのこと。石棺が出てきた箇所も、今は寺の中の廊下の部分とかいうお話で。石棺も小川の橋として利用されてたとか。

円長寺にはこの古墳の他、聖徳太子にゆかりがあると言う太子堂があります。古い建物だそうですが、改築(だったかな)などされていて、建物自体の価値は無いんだそうです。

聞き違いや勘違い等あると思いますので、話は真に受けないほうがいいかもです。私も後で調べておこう……。

写真その3

画像No.3寺の北側を通る道から撮影。なんだかんだで跡形もなくなっている古墳からすれば、古墳らしきものが残ってるだけでもマシかもしれません。

写真その4

画像No.4元別府鉄道の線路跡、通称「松風こみち」から撮影。通行人が歩いているのは3枚目の写真の右側にある道です。古墳跡の大きさがわかると思います。

「松風こみち」は加古川市役所の近くから別府までの約3km。別府からJR土山駅へは「であいのみち」という名称が付いてるようです。「であいのみち」は愛宕塚古墳に行くときに少しだけ歩きましたが、全工程はまだ歩いてません。

写真その5

画像No.5境内に置かれている石棺の石材。説明板によると、小川の橋として使われてたのを集めてきたのだとか。

写真その6

画像No.6境内にあった石。五輪塔っぽい石材の部品がごろごろしてましたが、写真の小さな塔はちょっと気になりました。男性器を模しているのでしょうか? ど素人の想像なので全く関係ないのかもしれませんけど。

写真その7

画像No.7円長寺公園に残る車両。別府鉄道で使われていたものです。金網で囲まれていて中には入れないようです。昭和53年に私もこれに乗ったのかもしれません。説明板のほか、当時の時刻表や廃線時の告知の看板などがありました。

雑文

昔の周辺

国土情報ウェブマッピングシステム昭和49年度の空中写真に円長寺が写ってます。画面左上から右下に向かって別府鉄道の線路が写っており、ほぼ中央に円長寺が写ってます。周りは田畑が広がっており、明姫幹線が工事中。

昭和60年度の空中写真だと、後円部の現存部分が丸い感じで残っているのが判りやすいかもです。現在も道路として残っている別府鉄道や国鉄高砂線の様子がよくわかります。別府鉄道は昭和59年1月31日で廃線になってるので、それから約1年後の航空写真でしょうか。

直良信夫と聖陵山古墳

2005年11月19日、関西文化の日とやらで入場料無料になってた明石市文化博物館にいったところ、特別展示で「発掘された明石の歴史展 直良信夫と明石」をやってました。数年前にもありましたね(たしか2002年、直良信夫生誕100周年記念でやってたような)。直良信夫は1932年(昭和7年)明石人骨を発見した方です。明石や神戸のほか、各地の遺跡も調査しています。

今回の特別展示及び図録に聖陵山古墳がありました。1927年(昭和2年)に渡辺九一郎さんと共に、ここからでた銅の矢じりを調査しています。その年に渡辺さんが撮影したモノクロ写真がありました。下草は短く、小山のような輪郭がわかります。松(クロマツ?)が結構生えていたみたいです。写真の年代や撮影者は特に書かれていませんでしたが、博物館の方に聞いた次第です。

1544年に発掘が行われてるようです。その時に矢じりが出土したんだとか。

文書更新履歴

2006年10月1日
位置情報をgoo地図からGoogleマップに変更。
2005年12月10日
情報の「場所」を、goo地図に変更。
2005年11月19日
雑文に「直良信夫と聖陵山古墳」追加。
lf-x1@coomaru.com
公開:2005年10月25日
更新:2006年10月1日
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